雑記帳

オタク医学生が思ったことを書くブログ

三澤紗千香とバスツアーin山梨〜お前も山梨おくりだ!〜 参加レポ(1日目)

2019年4/6〜4/7に開催された「三澤紗千香とバスツアーin山梨〜お前も山梨おくりだ!〜」に参加しました。ちなみにお値段54800円です。「こんな高額商品買うオタクなんてそうそういないだろうしどうせ当たるだろう」と思って応募しました。

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当たりました。

 

「まあみんな当たっただろう」と思ってTwitterを覗くとFFのオタクが何人も落選していてびっくり。当たった幸運に感謝しつつ僕は銀行に走り定期預金を解約しました。どうせ金利0.001とかですしね。

 

手早く入金を済ませて(中略)出発日の4月6日を迎えました。ちなみにこの中略された1ヶ月の間に大学の進級判定が出たり愛車をブロック塀にヒットしたりと色々ありましたが「推しとバスツアー」というイベントを控えて神と化した僕にはそんなことは空気同然です(あ、進級判定はギリギリですが留年は回避しました)。当日は渋滞して間に合わないようなことがあったら一生後悔するな、と思って松本から始発の高速バスに乗って新宿へ向かいました。

 

 

 

 

 

ちょっと早すぎました。

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集合時刻は9:30、バスタ新宿に到着したのは8:00。どう考えても暇です。新宿といえば「三澤紗千香のDVDも観るじゃんね!in新宿〜上坂さんのスケジュールを仕事で押さえたじゃんね!」の撮影地ですが田舎者の僕にはどこがどこだかさっぱりわからないので聖地巡礼は諦めました。上の写真は「ケムリクサ」のワンカットを思い出して撮った写真です。これぐらいしかわからん。

 

朝8時の新宿で時間を潰す方法など全く思いつかなかったのでとりあえず東京駅に向かいました。だいたい朝早くに東京来るときはそのまま物販会場直行なのでそもそもそんなこと考えたことなかったです。

 

そんなこんなで東京駅へ。八重洲口を出ると綺麗に桜が咲いていました。

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葉っぱまで出てます。松本じゃまだまだ咲き始めなので東京はあったかいなあと思いつつ集合場所の鍛治橋駐車場へ向かいます。

 

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間違えました。

 

というのは嘘で早く着きすぎたのでなんとなく東京国際フォーラムに行ってみました。今日は声優イベントではなく入学式らしいです。この時間のフォーラムに物販列がないのは違和感ありますね。

 

そんなこんなで適当に時間を潰し、鍛治橋駐車場に向かいます(写真撮り忘れ)。120人のオタクがゾロゾロと3台のバスに乗り込んでいく光景はなかなかにシュール。ここで受付を済ませて三澤さんデザインのTシャツとツアーパスを受け取ってバスに乗車します。

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ツアーパスのバスガイド衣装がめちゃくちゃ似合う。

 

ドキドキしながら出発を待っていると、三澤さん手書きメッセージ入り旅のしおりとグリーティングカードが配布され、眺めているうちに隣のバスに三澤さんが!上の写真そのままの格好で現れた三澤さんに動揺を隠せません。隣のバスで挨拶を済ませた三澤さんはついに僕の乗る1号車に!久しぶりに生で見る三澤さんがかわいすぎて出発前に蒸発するところでした。そしてなんと三澤さんは中央道石川PAまで1号車に同乗してくれるとのこと!安全のためいわゆるバスガイドポジションではなく座席に座ってですがバスガイド(的なこと)を務めてもらいます。ちなみに話の内容はこんな感じ。

 

「ここにいる皆さんは時間と運と安定した収入がある人です 在宅勢は歯ぎしりしてるかもしれません」

「花粉が辛い人は鼻セレブがオススメ 小原莉子ちゃんも言ってたけど美味しいし」

「(Twitterの『富士山に登ったことはありますか?』というリプライに対し)お前は本当にファンなのか??」

「(駒形友梨さんとのニコ生番組について)顔が怖い二人でお届けします 駒形さんは顔が怖くてグイグイ行きづらいのでギスギスするかもしれませんが後々『あの頃はギスギスしてたなあ』って古参ぶってください」

「(休憩時間は何してますか?という質問に対し)エゴサまとめサイトしか見てません」

 

と、バスガイド感皆無のいつものラジオみたいなトークを繰り広げ、1時間ほどで「だいたい山梨」という石川PAに到着。ここで一旦休憩するとともに三澤さんは2号車へ移動。

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なるほどだいたい山梨です。

 

休憩を済ませてバスに戻ります。ここからは三澤さんとしばしお別れ...と思いきや画面に再登場!動画でグッズ紹介が始まります。ちなみにグッズは「オタクは電池の消耗が激しい」とモバイルバッテリー、「どこにでも推しを連れて行ける ラーメンと一緒に撮って『三澤と二郎来た』とか使ってみてください」とアクリルスタンドキーホルダーなど、いちいちオタク目線で需要がわかってます。続いて今度はチロルチョコが配布されます。

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かわいい。

 

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この日は暑かったので中身が溶けて地獄の様相を呈する前に包装紙をサルベージして中身はすぐに頂きました。「推しからもらったチョコ」ということで噛み締めながら食べました。まあ正直味は一緒ですけどね。

 

と、そうこうしているうちに昼食会場に到着しました。ここではバスごとに記念撮影をします。

 

目の前で撮影用の靴に履き替える三澤さん「女性声優が靴履き替えるところなんてそうそう見られるもんじゃない」

 

その通りです(ガン見)いちいち発言がオタク目線で素晴らしいです。集合写真を撮った後はいよいよ昼食です。全員が席に着くと三澤さんが壇上に現れ、全員で「いただきます!!」と昼食が始まります。するとスタッフから通路を空けるよう指示。何かと思えば三澤さんが一人一人にお水を配り始めたではありませんか。視界を動き回る三澤さんを眺めつつお水を受け取り、気分はお渡し会です。

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三澤さんから手渡しされたお水です。お水おいしー!!

 

ちなみに昼食会場のレストラン、ツアー旅行にありがちなチープな感じは一切なく、かなり上品な感じでした。いつもラーメンばっかり食べてるオタクにはミスマッチです。

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メインの「信玄どりのグリル」

 

量はちょっと物足りない気もしましたが、美味しかったので良しとします。昼食を終えると、続いてワイナリー見学に向かいます。

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隣です。

 

ここで甲州ワインについての簡単な説明を受けます。90年代感のある解説ビデオを観つつ、担当の方の説明を聞きます。この方、ワインについて話せばあと5時間は話せるというツワモノでした。一通り話が終わると、いつものように拍手を送る参加者たち。「こんなに拍手されるのは初めてです」という担当者の方に、すかさず「この人たち拍手慣れしてるので」と三澤さん。オタクは拍手がうまい。ぶどうの旬からは外れていたので実際にワインを作っている様子は見られませんでしたが、なかなかに面白かったです(またもや写真撮り忘れ)。ワイナリー見学が終わると、そのまま試飲コーナーに到着します。三澤さんも少し試飲している様子が見られました。目の前で酒を飲む女性声優なんてそうそう見られませんからね。ワインはあまり飲んだことがなかったのですが、ここのワインは大変飲みやすく美味しかったです。

 

ワイナリー見学が終わると宿に向かいます。本日の宿は「石和温泉 ホテル花いさわ」です。

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なんかめちゃくちゃでかい看板で出迎えられました。よくよく考えたらこのツアータイトル山梨県民にすごい失礼ですね。まさかこの三澤紗千香って人がやまなし大使だとは誰も思わないのではないでしょうか。

 

宿に着いたら早速ツーショット撮影会です。僕は言いたいことを前日にまとめていたので、そのお手紙を渡して、本当に少しだけお話ししてツーショットを撮ってもらいました。

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こんな感じです。ちなみにめっちゃ半目だったのであとでフォトショで修正しました。撮り直して貰えばよかった...(今回のツアー唯一の後悔)

 

ドキドキのツーショット撮影を終え、グッズを買います。当然のように全部セットを購入しました。三澤さん個人のグッズが発売されるのはかなり久しぶりのように感じます。モバイルバッテリーとかもったいなくて永遠に使えない気がしますがとにかく買います。いやあ全部買っても7000円とは良心的極まりない価格設定ですね。と、グッズを眺めたりしつつ部屋でゆっくりしていると夕食の時間です。

 

夕食は宴会場で三澤さんの乾杯の音頭で始まりました。

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豪華

 

なんというか、いかにも温泉宿の宴会場メニューといった雰囲気ですが量も味も申し分なかったです。三澤さんは別室で同じメニューを食べていたとのこと。ビールも一杯いってたらしくリラックスできていたようで何よりです。

 

箸は進み、全員にデザートが行き渡った辺りで三澤さん再登場!ここからは事前に参加者から集めたメッセージを読んだり「やってほしいこと」をやっていくコーナーなのですが、全体的にちょっとここでは言えない話が多かったので言える範囲でまとめると

 

「(ワンマンライブをやってほしいという声に対し)もちろんやりたい、でも今は大人の事情で難しいからもう少し待っていてほしい」

「(歌って欲しいという声が多かったのに対し)ここで歌ってもいいけど、私はちゃんとした音源で歌いたいし、みんなもそうだろうからちゃんとした場で歌いたい」

「キャラソンは毎年何曲か出してるけど、また三澤紗千香として歌えるにはもう少し時間がかかる、そのためにはもっと売れるしかないから応援していてほしい」

 

と、音楽活動に前向きな話を涙ながらにしてくれて本当に良かったです。実際にはもっと踏み込んだ話もしていたのですが、ここでは言えない話なのと、参加した僕たちと三澤さんの間との約束ということで書きません。今まで聞いたことのない話をあの場でしてくれて、三澤さんは本当にファンのことを信頼して、そして大切に思っているんだなと思って胸が熱くなりました。

 

全員のメッセージに目を通したところで抽選会に移ります。三澤さんチョイスのお土産をかけて抽選が行われます。内容としては

・ワイン

・ぶどうジュース

・ご当地ハローキティ

・ご当地リラックマ

・2ショットチェキ

といった感じです。何故か本名で当選者が呼ばれるシステムで笑いましたが、僕は何も当たらなかったので関係ありませんでした。悔しい。

 

そんなこんなでここからは三澤さんへのサプライズ!事前にバスの中で打ち合わせしていた通り、スタッフ・参加者全員で「「「三澤さん10周年おめでとう!!!」」」の掛け声と共にクラッカーを発射!同時にケーキが運ばれてきます。さっきも涙ぐんでいた三澤さんですが、ここで感極まってしまったらしく、「こんな大切な日(三澤さんのデビュー作である『シャングリ・ラ』の第一話は2009年4月6日放送)にみんなに祝って貰えて、辛いこともあったけど10年間続けてきて良かった〜〜!!」と幼児退行気味に泣いてました。

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用意されたプリントケーキ

 

僕が三澤さんを知ってからはせいぜい6年かそこらですが、この時ほど三澤さんのファンで良かったと思ったことはありません。本当に三澤さんがずっと活動を続けていてくれていて良かったです。

 

もらい泣きで涙ぐんでいると、今度は三澤さんからのサプライズ返しが!なんと就寝前の挨拶として各部屋に回ってきてくれるとのこと!正直何をどうすればいいのか分からず、結局三澤さんが入室すると同時に正座になってしまって何も話せなかったですが、夢心地のままその日は布団に入りました。

 

 

 

2日目につづく